こんにちは。天色(あまいろ)です。
「大切なものは目に見えない」
星の王子様の有名な台詞です。
本当にそうですよね。
私たち人間は、どうしても目に見えている事で、色々判断してしまいがちです。
色々と妄想を膨らませてしまいます。
別にその判断や妄想が、楽しいものなら良いんです。
楽しく思わずニヤニヤしてしまうような妄想が出来るときってありますよね。
それは良いんです。
だって、そういう時は波動が軽くなってますよね。
現実は自分が出した波動で創られます。
だから、軽い波動を出している時間が長ければ長いほど良い現実が投影されます。
問題は、そこで他人と比べて自分は不幸だとか、自分は駄目な人間だとか、あの人が羨ましいとかそういう重い波動になってしまう所なんですよね。
もちろん重い波動が出ちゃうようなネガティブ思考は自然に湧くものです。
他人と比較してつい苦しくなってしまうのも、それもみんなハイヤーセルフのシナリオ通りです。
そういう重い波動から、あ、そうだった。自分は本当はハイヤーだった。
私がこの宇宙の創造主だった。
今の自分が常に最高だし、他人は幻想だし、何も心配する必要ないんだった!って目覚めるためのものです。
だからネガティブが湧くのは良いんです。
それが人間である限り正常です。
そこでなるべくすぐにプラスに持っていけるかが勝負です。
もちろんいきなりプラスに持っていけなくても構いません。
ゼロに戻るだけでOKです。
ゲームでいう所謂RTAですね。
リアルタイムアタックです。
どれだけ早くゲームをクリア出来るかです。
一切の無駄を省いて裏技を使ったりしつつ、ゲームクリアまでダーっと一直線です。
波動を軽くすれば良いだけです。
ゲーム意識で楽しめればいちばん良いと思います。
わざわざ地球に人間として生まれてきたのは、リアル人生ゲームを楽しみに来たようなものです。
目に見えている事が全てじゃないというのは、例えばお金持ちだからと言って幸せとは限らないって事です。
ブランド物で全身を固めていて、高級車に乗っていて、家もお城みたいに豪華だとしても、実は家族仲は最悪で、なぜか人間関係がいつもうまくいかず、孤独を感じていて実は心の中はめちゃくちゃ不幸っていう人もいます。
これでは本当の意味では幸せとはいえないですよね…。
或いはこういう方もいました。
「いつだったかのクリスマスにホールのケーキやチキンを買って夜の街を歩いていました。
その辺を歩いていた人達は、おそらく私がこのケーキを家族と楽しく食べるとか、恋人と一緒に食べるとか、そういう風に思っていたと思います。
でも実際は全く違いました。
私はその時精神状態がめちゃくちゃ悪くて、家に帰ったらひとりでこのホールのケーキやチキンを食べて過食して吐くために買っていたんです。
決して目に見えている事が本当ではないってことです。
上辺では幸せに見えていても、中身は全く逆の場合もあるんですよ」
或いは私の友人に、実は自死で天国へ行ってしまった子がいます。
その子はいつも明るく楽しくおしゃべりしてくれる子でした。
真面目で頭も良かったです。
面白い事が好きだし、私のこともよく遊びに誘ってくれ、高校で学校が離れてからも、成人してからも時々遊んでいました。
いつも変わらないなと思っていました。
いつも彼氏もいたし、子供が出来て結婚してからも、私とたまに遊んでくれていました。
その遊んだ時も、おしゃべりしながら笑っていたし、その子に会った最後になってしまった日、別れる時も「また遊ぼうね」って言ってくれました。
いつもと同じでした。
少なくとも私には。
普通にまた遊べると思っていました。
その子の訃報を聞いたのはある日の昼間の職場でした。
最初何が起きたのか、意味がわかりませんでした。
お通夜もお葬式も現実じゃないような気がしていました。
少し経ってからやっと実感がわいてきて、とても悲しくなりました。
もう一緒に遊べないんだなって思いました。
自分も精神的にヤバい状態になる経験をした今なら、何か彼女にしかわからないどうしようもない苦しみが心のどこかにあったんだろうなと推察出来ます。
他のみんなが彼女の事をどう思っていたかわかりませんが、私から見た彼女は、男女問わず色んな子と仲良くできて、積極的で勉強も出来て、しかもユーモアがあって話しやすく面白い子でした。
人見知りの私にも積極的に話し掛けてくれて、いつの間にか仲良くしてくれるような優しい子でした。
今思い出してもちょっと泣きそうですが、今の私は「意識は永遠」説を推していますから、彼女の意識も永遠。
今もまだ高次元にいるのかもしれないし、それとももうとっくに地球のどこかで新しく生まれて、また人間として人生ゲームを楽しんでいるのかもしれないなと思えます。
いつかまた何処かで必ず会えると信じています。
そうしたらきっとまた面白い話をして笑い合いたいと思います。
「大切なものは目に見えない」
やっぱり愛がすべてなんだなと改めて思います。
そして、どんな経験も無駄なことは決して無い。
今までの事すべてにどうもありがとう。
そしてこれから経験することにもどうもありがとう。
目に見えないものこそ、大切にしていきたいと思います。
もちろんせっかく三次元世界にわざわざ生まれてきたので、目に見えることももちろん大切にしますけどね。
ここまで読んでいただきどうもありがとうございました。
また次のブログでお会いしましょう。